苦手な国語 出来ない理由・勉強法・参考書を徹底解説

国語

国語なんてフィーリング!

違います

いらっしゃいませ。国語が嫌いなシャルです。

あなたも嫌いですか?国語。

友達と面白い話は出来るし、SNSで「いいね」をたくさんもらえたりもする。

でも、国語のテストだと点数が取れない

同じ日本語なのに、どうして点数が取れないのでしょうか。

今回は、「国語の成績がなぜあがらないのか」「どう勉強すればあがるのか」についてお話していきます。

さらに、受験生にオススメの参考書も紹介します。

きちんとやれば、必ず国語の成績は伸びます。

なぜ国語の成績が上がらないのか

リラ
リラ

国語の成績が上がんないよ~

店長
店長

その理由わかるかも

リラ
リラ

え?

あなたも私も日々日本語を使って、会話を成り立たせ、生活をしてます。

でも、同じ日本語を使っているのにも関わらず、国語が出来ない

一体なぜこのようなことが起きるのでしょう。

それは、あなたが日本語を母語として使っているから

「は?」と思いますよね。

でも、日本語を使う日本人であるがゆえに、「国語」に対する力を持っていないんです。

「国語」も問題を解く上で、必要な力はたった2つ。

読み取る力自分の言葉で書く力・伝える力です。

国語

「なにを当たり前なことを」なんて思うかもしれませんが、ここに大きな罠が潜んでいます

そう、日本人なんだから、日本語を読み取ることなんて簡単だなんて思いこみにより、「読み取る力」を伸ばすことを出来ていません。

文章が読み取れなければ、いくら美しい文章が書けようと、点数には結び付きません。

読み取る力がないから、あなたの国語の成績は上がらないのです。

正しく読み取ることが出来なければ、きちんと相手にあなたの言いたいこと・解答は伝わりません。

逆に考えれば、正しい読み取りの力をつけることが出来れば、確実にあなたの成績は伸びます。

いち早く勉強法が知りたい方は、正しい国語の勉強法へ。

一番先に勉強するべきは国語!?

店長
店長

国語の勉強してる?

リラ
リラ

いや、あんまり・・・

店長
店長

実は、国語は真っ先にやるべきなんだよ。

「今日一日、あなたの好きなように勉強してください。」と言われたとき、国語の勉強を、ましてや一番最初に勉強をしようと思いましたか?

思ったのなら、あなたは国語の重要性を理解しているのでしょう。

思わなくったって、落ち込まないでください。

この続きを読んで、「国語がいかに重要か」を知ってもらえれば、十分ですから。

さて、「一番勉強しても伸びなさそうな国語のどこが大事なの?」とあなたは思っているかもしれませんね。

あなたが「気づいていない」だけで、あなたは国語が重要な理由を知っています。

国語は、「一番伸びにくい教科」かつ「多くの学生が苦手な教科」です。

裏を返せば、嫌われ者の国語をしっかり勉強し、国語力をつければ、簡単にいい成績を取れるということです。

さらに、他の教科の勉強をするときに、国語で身につけた理解力&文章力が役立つことも大事な理由の一つです。

でも、ただ一つ。弱点もあります。

それは、国語の成績が伸びにくいため、挫折する確率が高い

「結果がすぐに出ない」「苦手科目」「勉強してて苦痛」の三拍子が揃った国語。

こんなもん、誰だってやりたくありません。

私も受験期国語の勉強はつらかったです。

だから、一番先にちゃっちゃっとやっちゃうのが一番ではないでしょうか。

1日15分でもいいんです。国語の勉強をしてください。

「伸びにくい」ものであるが、「確実な勉強の土台」になる国語力は、継続しなきゃ身に付きません。

それでも、国語の勉強は続かないものです。

だから、めちゃくちゃ簡単な国語の勉強法も教えます!

少し楽しみにしながら、読み進めてみてください。

漢字・語句・背景知識を侮るなかれ!

リラ
リラ

漢字は後回しにして、読解を

店長
店長

ちょっと待ったぁ!

漢字の勉強や語句の意味、背景知識を甘く見てはいけません。

文章を読むのと同じくらいに大事なんですから。

ところで、国語の問題は、日常会話とは全く異なったものです。

  • 日常会話=言葉のキャッチボール
  • 国語の問題=筆者のマシンガントーク

上のように考えてもらって構いません。

あなたにも経験があるはず。

「誰かに一方的に延々と話されて、内容は入ってこないし、これ以上聞きたくない」なんて経験が。

知らない単語・難しい単語などが並ぶマシンガントークをされたら、あなたにどれだけ「理解しよう」「読み取ろう」という気があっても、すべてを分かることは不可能に近いでしょう。

私だって、無理です。

では、なぜマシンガントークについていけないのでしょうか。

「語句の意味」「話に関連する必要な知識」が圧倒的に足りていないからです。

これは、国語の問題にも言えます。

例えば、次の文章を読んでみてください。

現代社会は科学技術に依存した社会である。近代科学の成立期とされる十六世紀、十七世紀においては、そもそも「科学」という名称で認知されるような知的活動は存在せず、伝統的な自然哲学の一環としての、一部の好事家による楽しみの側面が強かった。

引用元:小林傳司著 「科学コミュニケーション」

これは、大学入試センター試験平成29年度本試験国語の大問1の冒頭部分です。

全ての言葉の意味が分かりましたか?

「近代科学」「知的活動」「自然哲学」「好事家」

これらが少し厄介ですね。

言葉の意味を載せておくので、あなたの持っている知識と照らし合わせてみてください。

近代科学

16世紀半ばに始まった、ヨーロッパ近代の自然科学の諸体系の総称。経験科学は、古代ギリシャでは哲学と融合し、中世ヨーロッパでは神学に従属していたが、近代ヨーロッパではそれらを克服し、数学と実験による経験界の探求を特徴とするようになった。

出典:デジタル大辞泉

知的活動

精神活動の成果として、特許・著作・商標・意匠などの財産的価値のあるもの。知財。無体財産。

出典:デジタル大辞泉

自然哲学

一般に、自然を総合的、統一的に解釈し、説明しようとする哲学をいう。哲学は古代ギリシャでこのような自然の原理的探究として誕生した。近代以降では、自然科学を成り立たせる根本概念や前提について存在論的、認識論的に考察する部門をさすこともある。

出典:デジタル大辞泉

好事家

物好きな人。また、風流を好む人。

出典:デジタル大辞泉

ちなみに、最後の「好事家」は「こうずか」と読みます。覚えておきましょう。

これら全ての意味が分かっていたとしたら、相当なものです。

これからも、語句の勉強、背景知識の勉強をしっかりやっていきましょう。

もし、わからなかったなら、早急に漢字・語句の意味・背景知識の勉強を取り入れましょう。

冒頭の2文ですら、分からない単語に直面します。

だからこそ、漢字や語句の意味を勉強し、筆者の難しいマシンガントークに耐えていかねばなりません。

漢字・語句・背景知識を勉強する上で、お手軽にできる勉強法・買ったほうがいい参考書などを、後ほど紹介するので、ぜひチェックしてみてください。

正しい国語の勉強法

リラ
リラ

国語の勉強法がわかんない

店長
店長

ふむ。効果的な勉強法があるよ

リラ
リラ

教えて!!

さて、勉強法を以下の順番で紹介していきます。

それぞれの勉強法の最後に参考書を紹介しています。

全てではないけれど、参考書の中身のイラストもあります。

この世で一番簡単な国語の勉強法

リラ
リラ

ホントに簡単??

店長
店長

簡単だよ~

ほんとに簡単ですし、なんなら机に向かわなくてもいいです!!

しかも、やろうと思えばいつだって出来ます。

その方法とは・・・

会話に意識を向ける!!

分からない単語が出てきたときには、自分がわかるまで聞いたり、調べたり。

順序立っているか、もっとわかりやすい説明はないのか、自分だったらどう説明するか

などなど一人になったときに過去の会話を思い出して、いろいろ考えてみるんです。

他にも、どんな気持ちでその発言をしたのか、自分の返し方はそれでよかったのか、なんて考えてみるのもいいですね。

国語で大切なのは、一にも二にも読み取る力です。

その次に、書く力・伝える力

日々繰り返される会話の中にも、「読み取る力」を育む機会があるのです。

少しだけでいいので、意識するようにしてみてはいかがでしょう。

漢字・語句・背景知識

リラ
リラ

流石に漢字の勉強法はないよね

店長
店長

あるんだな~。これが

上で漢字・語句・背景知識を甘く見るなとお話ししましたが、いったいどう勉強していけば、効率よく身についていくのか。

毎日やること!これしかありません。

現代文も古文も漢文も関係ない!!

知っていなければ、答えられないことだってあります。

古文の単語の意味・漢文の句法などが代表例ですね。

国語は伸びにくいですから、そう簡単に楽させてもらえないのです。

さらに、これらは「覚える」という作業がメインですので、何度も繰り返して覚えていくしかありません。

「めんどくさい」なんて思ったあなた、一日5~10分でいいんです。

通学時間、休み時間、夜ご飯前などなどちょっと空いた時間でいいので、参考書を読んでください。

少しでも覚えやすい参考書を選んできましたので、「持っていない」あるいは「今持っているのが使いにくい」なら、買う際の目安にしてみてください。

現代文

漢字を学ぶなら、これ!


出口汪先生(東進ハイスクールの有名講師)著の銀の漢字あるいは金の漢字

あなたのレベルに合わせて買ってください。最終的にはどちらもやるのがいいかと。

下図のような感じで、淡々と漢字の勉強ができます。

金の漢字

すぐに答え合わせが出来る上、漢字の意味まですぐに確認できる。

漢字弱い人におすすめ。

現代文重要語句を学ぶなら、これ!

読解を深める現代文単語<評論・小説>

下図のように、ある語句に関連する単語を一気に学べます。

現代文単語

さらに、例文、図解、確認問題までついてくる!

センター試験で8割以上を狙うなら、絶対やるべき単語集です。

背景知識を学ぶなら、これ!

イラスト図解でよくわかる!現代文読解のテーマとキーワード

わかりやすいイラスト付きで、みるみる知識が身につきます。

時代の流れ「ルネサンス」「モダン」 経済の流れ「資本主義」「世界恐慌」 などなど、9テーマあり、それぞれ時代を追って、全てのページにイラストが!

「文字だけで読んでいてもなかなかイメージが湧かない」という悩みがなくなります。

現代文が苦手な人に読み込んでほしい一冊。

古文

おそらく学校で買った古文の単語帳や文法書があるはずです。

基本的にそれを使ってもらってOK。

でも、「なんか気に入らない」「なかなか覚えられない」なんてときにおすすめなのが、これ。

マドンナシリーズ!!

書店で国語の参考書コーナーをじっくり見たことがあるなら、知っているかもしれません。

ちょっと大きな書店ならどこでも売ってますし、売り切れになることもあるそうです。

私の知ってる本屋さんでは売り切れでした。

このマドンナシリーズにはどんな種類があるのかというと。

  • マドンナ古文単語230 パワーアップ版
  • マドンナ古文常識217 パワーアップ版
  • マドンナ古文 パワーアップ版
  • 古文完全攻略 マドンナ入試解法

この4種類で、大学入試を受けるにあたっての基礎知識は確実に身につきます。

「マドンナ古文単語230 パワーアップ版」

下図のように普通の単語帳となんら変わらないように見えます。

マドンナ

マドンナのここがスゴイ!

  • オールカラーの単語カード付き(リングはついてません)
  • Webで音声講座あり

ここまでしてくれる単語帳を他に知りません。

なかなか単語を覚えられない人におすすめです。

「マドンナ古文常識217 パワーアップ版」

古文を読んでいると、現代では使われていない言葉がたくさん出てきます。

登場人物が特に大事な古文において、「人を指す言葉」なのか「建物を指す言葉」なのか区別がつかないと困ります。

さらに、昔の人は風流人が多く、季節ごとのイベントも大切にしていました。

知っておいて損はない217語。あなたは知らずにセンター試験を迎えるつもりですか?

古文の成績が伸び悩んでいる人におすすめ。

「マドンナ古文 パワーアップ版」

タイトルからはわかりづらいですが、この参考書では文法・句法を一から丁寧に解説しています。

重要ポイントを含んだ見出しもあって、何を学んでいるかが明白。

問題文も各章ごとについており、古文弱者は絶対やるべき一冊。

古文の文法がなかなか覚えられない人におすすめ。

「古文完全攻略 マドンナ入試解法」

これについては、古文で紹介します。

漢文

漢文は、現代文・古文と違って単語の意味より句法が大事になってきます。

「置き字」「返り点」なんかがわからない、ということもあるでしょう。

そんなときには、この一冊。

漢文ヤマのヤマ パワーアップ版

下図のように、一つ一つの句法について、見開き1ページを使ってしっかり解説しています。

練習問題もあって、定着するのが早いですよ。

句法が全く覚えられない人におすすめです。

現代文

店長
店長

次は現代文

国語の問題を解く際のプロセスは、基本的に「文章を読む」→「設問に答える」です。

「文章をどれだけ理解しているか」を試すテストですから、読み取り力が大事になってきます。

では、一体なにを読み取ればいいのか。

それは、筆者の言いたいことです。

設問は基本的に筆者の言いたいことを含んで解答するように設定してあります。

言葉でいうのは簡単ですが、実際やってみると難しい

というわけで、読み取り力・書く力を上げる勉強法を紹介します。

  • 文章を読む前に題名・設問を読む
  • 設問に関わる言葉・文に線を引く
  • 接続詞に注意する
  • 小説は、感情に関する言葉・行動に注目
  • 一段落ごとに要約する
  • 一度解いたことがある文章を音読する

それぞれ詳しく見ていきましょう。

文章を読む前に題名・設問を読む

題名が書いてある場合は、さっと目を通しておきましょう。

「筆者が何の話をするのか」がはっきりと示されている場合がありますし、ぼやっとでも「何を中心に話すのか」がわかる場合があります。

そして、絶対にやってほしいのは設問を最初に読むことです。

設問を読むことで、「文章を読んでいく上で何に注目するべきか」がわかるので、解答するのに必要な要素を見つけやすくなります。

設問に関わる言葉・文に線を引く

設問を読んで、「注目すべき言葉」がわかったところで、今度は文章を実際に読みながら、「注目すべき言葉」に関する言葉・文章(解答に使えそうなところ)に線を引きましょう。

そうすることで、解答を作りやすくなりますし、筆者の言いたいこともそれとなくわかってきます。

接続詞に注意する

「しかし」のあとは、その前と後ろで主張が逆。

「だから」のあとは、その前に言っていたことのまとめ・筆者が言いたいこと。

などのように、筆者が自ら言いたいことを言っている箇所を示しているのが「接続詞」です。

さらに、筆者の論理展開も見えてくるので全体要約や話の流れを読むときに便利です。

小説は、感情に関する行動・発言と場面に注目

国語の問題として読む「小説文」は、一部抜粋の場合が多いです。

つまり、筆者の言いたいことを読み取るのは不可能

では、どうするか。

登場人物の心情を追っていく

「行動・発言」「場面」から、「どんな心の動きがあるのか」を理解できればOKです。

これらを抑えつつ、解答を作ってみてください。

一段落ごとに要約する

これをすることで、「何がどこに書いてあったか」を思い出しやすくなります。

さらに、論理展開も理解しやすくなりますし、「短い言葉でまとめる」作業は重要な書く力となりますので、ぜひやってみてください。

一度解いたことがある文章を音読する

「国語の文章は一度解いて、答え合わせをして終わり」ではありません。

問題になっているという時点で、いい文章であるはずです。

たまに悪問がありますが・・

音読することによって、その文章に対する理解が深まるだけでなく、「読むスピード」「文章の理解力」を育むことが出来ます。

音読する際は、ただ読むのではなく、「この文章は何を言いたいのか」を意識するとグッと効果は上がりますよ。

オススメの参考書

と、以上の勉強法を踏まえた上で、いったいどの参考書を選べばいいのか。

私がオススメするのは、よくわかる現代文

「現代文読解のための基礎知識」を約90ページにわたってしっかり解説しており、そのうえでジャンル別に問題も約20題ほど用意してあります。

さらに、「どう解いていけばいいのか」の詳しい説明や、「どうしてこの答えに至ったか」の根拠のある解説もあります。

現代文の勉強何したらいいかわからない人は、この一冊を2.3周することをおすすめします。

古文

店長
店長

そろそろ古文かな

古文のコツは、「主語の判定」「敬語の対象」「和歌の訳し方」の3つです。

古文では、「これでもかっ」てくらいに主語が略され、多くの敬語が使われ、たった31文字に多くの意味が込められた和歌が頻出します。

しかも、今とは少し違った言葉もたくさん使われています。

もう英語と同等だと思って勉強してください。

唯一の救いは、文章が短いことですかね。

つまり、現代文みたいに急ぐ必要がない

スピードの代わりに、正確性が求められる科目です。

ではさっそく、正確な読みが出来るようになる勉強法を紹介します。

  • 注釈、リード文もしっかり読む
  • 設問から読まない
  • 登場人物を数え、見やすいように〇で囲んだりする
  • 誰から誰に対しての敬語なのかを見抜く
  • 一度解いた文章はすらすら訳が出てくるまで音読する

どこかで聞いたことがある勉強法かもしれませんが、一番これらが良い勉強法だと思います。

では、それぞれ詳しくみていきましょう。

注釈、リード文もしっかり読む

ここに最大のヒントが隠されていることがあります。

「主人公やその周りの人たちがどんな行動をした」というのが載っているからです。

しっかり読んでおかないと損ですよ!

設問から読まない

現代文のときは、「設問から読もう」と言いましたが、古文では違います。

なぜなら、混乱する可能性があるから

古文では、「主語」を識別する力も問題になることがあるんです。

選択肢形式で、「いろんな登場人物の名前の中から主語を選ぶ」という問題があるとします。

このとき、文章を読む前に「○○か△△か××のどれかなのか」なんて思って、いざ読んでみるとどれも当てはまるような気がして、正しい答えを選べなくなる可能性があるからです。

あと、主語がどれかを考えるのを怠ってしまう可能性もありますし。

スピードを求めない古文だからこそ、ゆっくり正確に解いてほしいので、先に設問は読まないようにしましょう。

登場人物を図にして、文章中では見やすいように〇で囲んだりする

登場人物がとにかく多いです。

酷いときとか9人とか。

それで、主語が省略されるなんて、いくらなんでも鬼畜すぎます。

それでもやるしかないので、主語を見抜けるように練習しましょう

そのとき役に立つのが、図解&印つけです。

文章中に出てきた人に印をつけるのは、わかりやすいと思うのですが、「登場人物を図にする」というのが分かりにくいとおもいます。

ということで、簡単な文章とイラストを用意しました。

人の物ともせぬ所に惑ひ歩けども、何のしるしあるべくも見えず。家の人どもに物をだにいはむとて、いひかくれども、ことともせず。あたりを離れぬ君達、夜を明かし、日を暮らす、多かり。おろかなる人は、「用なき歩きは、よしなかりけり」とて来ずなりにけり。

その中に、なほいひけるは、色好みといはるるかぎり五人、思ひやむ時なく、夜昼来たりけり。その名ども、石作の皇子、くらもちの皇子、右大臣阿倍御主人、大納言大伴御幸、中納言石上磨足、この人々なりけり。

世の中に多かる人をだに、すこしもかたちよしと聞きては、見まほしうする人どもなりければ、かぐや姫を見まほしうて、物も食はず思ひつつ、かの家に行きて、たたずみ歩きけれど、甲斐あるべくもあらず。文を書きて、やれども、返りごともせず。わび歌など書きておこすれども、甲斐なしと思へど、十一月、十二月の降り凍り、六月の照りはたたくにも、障らず来たり。

この人々在る時は、たけとりを呼びいでて、「娘を我に賜べ」と、伏し拝み、手をすりのたまへど、「おのが生さぬ子なれば、心にもしたがはずなむある」といひて、月日すぐす。かかれば、この人々、家に帰りて、物を思ひ、祈りをし、願を立つ。思ひ止むべくもあらず。「さりとも、つひに男あはせざらむやは」と思ひて頼みをかけたり。あながちに心ざしを見え歩く。

これを見つけて、翁、かぐや姫にいふやう、「我が子の仏。変化の人と申しながら、ここら大きさまでやしなひたてまつる心ざしおろかならず。翁の申さむこと、聞きたまひてむや」といへば、かぐや姫、「何事をか、のたまはむことは、うけたまはらざらむ。変化の者にてはべりけむ身とも知らず、親とこそ思ひたてまつれ」といふ。翁、「嬉しくものたまふものかな」といふ。

出典:竹取物語

これは、竹取物語の「五人の貴公子の求婚」です。

簡単なイラストにすると、こんな感じ。

古文イラスト

もっと雑でいいので、問題用紙の端にでも書いてください。

これだけで、理解度が全く違ってきます。

誰から誰に対しての敬語なのかを見抜く

「敬語」も読解における大切な要素の一つです。

というか、敬語がわからなかったら、古文を読むことは出来ません

ここで、絶対使える敬語の知識を。

「誰から」

  • 会話文:その言葉を言った人から
  • それ以外:作者から

「誰に」

  • 尊敬語:動作を起こしている人
  • 謙譲語:動作を受けている人
  • 丁寧語:話を聞いている人・読者

これを覚えておけば、混乱することが少なくなります。

あと、抑えておくべきは、「二重敬語」「絶対敬語」です。

  • 二重敬語:尊敬+尊敬。主に身分の高い人に対して使われる敬語
  • 絶対敬語:特定の人たちにしか使わない敬語

これらをしっかり頭に入れた後は、単語帳で敬語を覚えつつ、文章を読んで意識的に実践していく。

敬語に慣れるまでしっかりやりましょう。

一度解いた文章はすらすら訳が出てくるまで音読する

これは、現代文のときと同じですね。

やったことある文章でも、しっかり理解できていないことが多いです。

大まかな流れとかは覚えているかもしれませんが、「この助動詞の意味は~」「ここの敬語はこの人に」などを意識しながら、音読しましょう。

最初は、品詞分解されたものを読んでください。

慣れてきたら、何も書いていない文章を音読してから、自分の読みが正確だったかを確かめましょう。。

出来ることなら、同じ文章を5回以上読むことを心がけてください。

オススメの参考書

先ほどもチラッと出てきた、古文完全攻略 マドンナ入試解法

代表的な文章(宇治拾遺物語、大鏡、源氏物語など)を20から30ページに渡って、徹底解説!

どんなところに注目したらいいのか、何ができていればおけなのか、などなど、このあとの古文の勉強に生かせる知識・テクニックの詰まった一冊。

本気で古文の成績を上げたい人におすすめ。

漢文

リラ
リラ

最後に漢文

漢文は、句法・語法を意識して勉強してください。

文章中に一つでもわからない句法・語法があると、途端に文章がわからなくなります

つまり、裏を返せば句法・語法さえ押さえれば、漢文の成績は安定する!!

漢字の読みなどは、演習の中で覚えていってください。まずは、句法からです。

あと、覚えておいてほしいのは漢文の文章では、読み手に伝えたい教訓が絶対あるということです。

「一体何を伝えたいのか」を意識することによって、さらに成績は伸びていきますよ。

では、句法・語法が確実に身につく勉強法を紹介しますね。

  • ひたすら繰り返して覚える
  • 問題演習を通して、訳せなかった句法などをノートにピックアップしてみる
  • 一度解いた文章を句法を意識しながら音読する

それぞれ詳しくみていきましょう。

ひたすら繰り返して覚える

「句法・語法が大事」であるので、「漢文は暗記の科目」ととらえてもらって構いません。

参考書を何度も何度も読み込んで、覚えられないところは単語カードにしたりして、あなたの頭に入れましょう。

問題演習を通して、訳せなかった句法などをノートにピックアップしてみる

出来なかったところをノートに書いてみる。

ある程度やってみると、じぶんが毎回できなかったところ・苦手なところが見えてきます。

文章が短く、覚えることも古文に比べて少ない漢文だからこそ出来る勉強法です。

そして、そのノートをテスト前に見ておくと、出てきたときに間違えにくくなりますよ!

一度解いた文章を句法を意識しながら音読する

黙々と目で読んでいるのとは、また違っ漢文を味わうことが出来ます。

「再読文字」であったり「置き字」と、現代文・古文にはない文字がたくさん出てくるので、句法を意識しながら読んでみると、より一層句法の勉強になるでしょう。

最初は返り点・送り仮名がついた文章でいいのでチャレンジしてください。

慣れてきたら、何も書いていない「白文」を読んでみましょう。

すらすらと読めたら、あなたの漢文力は相当なものになっていますよ。

オススメの参考書

漢文早覚え速答法

この本では、覚えるべき基本的な公式を徹底解説しており、いがよみ公式というこの本独特の公式があり、句法の「覚えること」「ポイント」「注意すること」が書かれています。

さらに、練習問題、入試問題などもあり、何度もやるといいでしょう。

「センター漢文の攻略法」「速習のコツ(暗記無用)」「私大と記述対策」「問題集」といった、受験に挑むなら必要なスキル・テクニックをマスターできる一冊となっています。

漢文を受ける受験生におすすめです。

勉強法まとめ

リラ
リラ

多すぎて、覚えきれないよ~

店長
店長

簡単にまとめたよ

簡単にまとめてみましたので、復習程度にどうぞ!

これだけでも覚えて帰ってください。

本当に簡単に書きました。

きちんと読みたい方は、クリックして読んでみてください。

オススメの参考書も紹介してますので、参考書で悩んでいる人はぜひチェックしてみてくださいね。

最後に

ここまで読んでくれてありがとうございます。

一番成績を上げるのが難しい国語だからこそ、正しい勉強法をして国語力を伸ばしていってほしいです。

その思いで書いていたら、こんなにも長い記事になってしまった・・・申し訳ない。

他の教科の勉強法・テストのときのテクニック等も公開しています。

気になる方は読んでみてください。

他の教科の勉強法

2018年7月8日 追記:ただいま全ての記事を順番に書き直ししています。満足いただける内容になっていない可能性があります。申し訳ございません。

数学数学が苦手なあなたにぴったりな勉強法と参考書 成績を上げる勉強法 (英語編) 成績を上げる勉強法(理科編) 成績を上げる勉強法(社会編)

テストのときのテクニック

時間配分テストで高得点が取れる!?時間配分の仕方

勉強のやる気を出す

やる気怠け者の私でも出来る!勉強のやる気を出す&持続させる方法